「また来たい」を引き出す!
理容室の常連客を育てる接客術
一度来たお客様を「生涯客」に変えるための具体的な方法
Vol.3 / 5
理容室にとって常連客は、最も安定した売上の源泉です。
男性のヘアカットは平均して月1〜2回のペースで必要になるため、
常連化させることができれば、年間を通じた安定した売上が見込めます。
今回は、新規客を常連客へと育てるための接客術をご紹介します。
「名前で呼ぶ」だけで常連化率が上がる
常連客づくりの第一歩は、シンプルですが「お客様の名前を覚えて呼ぶ」ことです。
2回目の来店時に「○○さん、お久しぶりです」と名前で迎えるだけで、
お客様は「自分のことを覚えてくれている」と感じ、特別感が生まれます。
これだけで次回も同じ店に来ようという動機が生まれます。
施術内容(長さ・スタイル)だけでなく、頭の形の特徴、生えグセ、前回気になっていたポイントまで記録しましょう。「前回、もみあげを少し長めにしましたが、今回はいかがしますか?」という一言が、お客様の信頼を大きく高めます。
理容室は美容室と比べて一人当たりの施術時間が短い傾向がありますが、その短い時間の中でのコミュニケーションが重要です。仕事の話、趣味の話、季節の話題など、お客様が話しやすい雰囲気をつくることで、「この人に切ってもらいたい」という指名につながります。
次回来店を「その場で約束」にする
施術が終わった後、「だいたい1ヶ月後くらいにまたお越しください」と次回来店の目安を伝えましょう。
さらに「次回の予約を今入れておきますか?」と提案することで、
その場で予約を確保できます。忘れた頃にLINEでリマインドを送る仕組みも有効です。
「3回来てくれたらスタンプカードに特典」など、
来店を続けるとメリットが増える仕組みを用意することも、
常連化を促進する効果的な手段です。
LINE公式アカウントを通じて、登録されているお客様の誕生月にクーポンや一言メッセージを送ることで、「気にかけてもらっている」という感覚が生まれます。このような小さな気遣いの積み重ねが、長年通い続けてくれる常連客を生み出します。
- 2回目以降は必ず名前で呼んで「特別感」を演出する
- 施術の好みや特徴をカルテに記録して次回に活かす
- 短い施術時間でも会話の質を高めて「指名」につなげる
- 施術後に次回来店の目安と予約提案をおこなう
- 誕生月クーポンや季節メッセージで関係性を継続させる





