THEO『ジオ』パーマ
という商品をご存じだろうか。
1剤が泡で出てくる、ルベルのメンズシリーズ
THEOラインから発売している、パーマ剤だ。
発売当初、きつめのパーマが流行っていたので
それに合わせて、還元剤はチオベースの
かっちりパーマをかけるように作られたものであった。
要するに強力なパーマ剤というわけだった。
強すぎて、きつめのパーマ以外にはなかなか使いどころがなく
正直、売れ行きも。。。といったところでした。※弊社の場合です
ただ、泡で出せるというのは、つけ巻で塗布していくので
結果的には時間短縮になって良いというメリットもあったんですけど。。。
いろいろなサロン様から言われたのが
「もっと、弱ければいいのになぁ。」
とか
「もっとダメージがなければなぁ。」
といったお声を多数いただいておりました。
その要望が
ようやく叶いましたよ!!
それがこちら
THEO パーマ T/C
時間価値と快適性はそのままに
今パーマに求められているコト
それは
単なる弱いパーマではなく、
メンズに欲しい、
柔らかな手触り、柔らかな見た目
低ダメージ、ケアした様な質感を実現!!
つまり、
トレンドのデザインへの対応ができるパーマ剤なんです!
THEOパーマT/Cの三要素
1, 弾力のあるウェーブ
2,ダメージレス
3,柔らか質感
スプリングプレックスという、独自の製法を使用することで
ダメージも極めて抑えながら、柔らかいウェーブを作れるようになりました。
また、
マランゴニ超電導水という技術を用いて
高浸透化と高効率化の両方を実現した。
アルカリ度数を上げずとも、水の対流を発生させることで毛髪内部に
浸透させていく技術を使用。
アルカリに頼らずとも、飛躍的にウェーブ効率がアップしている!
内部にもしっかり浸透していくことも確認できています。
泡へのこだわり
ケア成分で泡立てているため、質感が向上しております。
泡の正体は
ケラチンコラーゲンです。
ケラチン・・いわずもがな、毛髪の弾力と芯を作ります。
コラーゲン・・しっとり感、柔らかさを与えます。
前章で述べました、マランゴニ超導水用の最適化した泡になります。
操作性も良い、もっちり絡みつく泡
コーミング等の衝撃で崩れる泡になっております。
パフォーマンス特徴
アルカリの量を、既存のルベルのパーマ液(プライアTC)の40%も抑えているのにも関わらず、
ウェーブの一リッジ感は、同等以上。
キューティクルの破断強度も術後4%しか強度低下していない。
※従来品のプライアTCの場合17.01%の強度ダウン結果。
ブリーチした髪にもかけられ
且つウェーブ効率も落ちにくい!
ジオパーマT/Cのスペック
ブランド | 製品 | pH | 還元力 | アルカリ度 |
ジオパーマ | TG | 9.0 | 9.7 | 6.0 |
ジオパーマ | T/C | 8.3 | 9.7 | 2.7 |
プロセス ポイント
パーマ成功するために、押さえておきたいポイントです。
1・ワインディングする前に全体的になじませます。
ボトルを良く振ってから使用してください。
塗布量は、全体で35g
ざっくりテニスボール5個分相当です。
2・乾いてきたら、1剤を再塗布してください。
ポイントとしては、1剤がしっかりと塗布されている状態でワインディングすることです。
※水スプレーなどでウェットするとその分薄まりパフォーマンスが低下します。
かかりにくい部分からのワインディングをお勧めしています。
3・ワインディング終了後、ロッドのうえから薬剤を再塗布する。
狙ったウェーブを表現するためにも、しっかりと1剤を塗布して下さい。
4・テストカール後は、シャンプー台で完結
ジオパーマの2剤の放置タイムは約3分間となります。
その為、中間推薦後に寝たままの処理が可能になっております。
時間短縮でお客様の負担も減りますね!
※2剤放置後、ロッドアウトしてください。
5・FINISH!
まとめ
THEOパーマTGに比べて圧倒的に使用範囲が広い気がしてやまない、
つけ巻、時間短縮ができる
THEOパーマT/Cは
期待しかないかなと思っています。
ただ、パーマ臭はしっかりしているところだけが、気になりましたw
それ以外は、最近のトレンドパーマに対応できる素晴らしいパーマ剤と思いました。
是非お試しくださいね!