新規出店で失敗しない!
「立地」と「ターゲット設定」が9割を決める
美容室の新規出店で最初につまずくポイントを徹底解説
Vol.1 / 5
美容室の新規出店で最初につまずくのが、立地とターゲットのミスマッチです。
どんなに腕が良くても、場所と客層が合っていなければ売上は伸びません。
逆に言えば、この2つを最初に正しく設定できた美容室は、
オープン初月から順調に売上を伸ばせる可能性が高くなります。
今回はその具体的な考え方をお伝えします。
なぜ立地とターゲットが最重要なのか
美容室の集客は「来店のしやすさ」に大きく左右されます。
駅から徒歩5分圏内の物件と、
少し奥まった路地では集客力に倍以上の差が出ることも珍しくありません。
しかし、家賃の高い一等地が必ずしも正解ではありません。
大切なのは「自分が狙うターゲット客が通る場所かどうか」です。
例えば、30〜40代の働く女性をターゲットにするなら、
オフィス街の近くや住宅地の商店街沿いが有効です。
一方で学生やZ世代を狙うなら、大学周辺や若者が集まる繁華街が適しています。
当たり前ですが
ターゲットと立地がズレると、どれだけSNSで宣伝しても来店につながりにくくなります。
商圏調査を必ずおこなおう
出店前に必ず「商圏調査」をおこないましょう。半径500m〜1km以内に何人が住んでいるか、
競合の美容室は何軒あるか、近隣の年齢層や世帯収入はどのくらいかを調べます。
市区町村の統計データや、
Googleマップで周辺を確認するだけでもかなりの情報が得られます。
平日と休日、昼と夜の時間帯で人通りが大きく変わることもあります。
実際に現地に足を運び、異なる時間帯に観察することを強くおすすめします。
世帯年収なども調べておくと良いと思います。
① 最寄り駅からの徒歩分数(7分以内が理想)、② 通りの人通りの多さと時間帯、③ 駐車場の有無(郊外なら必須)を必ず確認する。視認性(通りからお店が見えるかどうか)も重要な要素です。
「30代女性」ではなく「仕事帰りに立ち寄れるサロンを探している、都内在住の32歳OL」というくらい
具体的に設定すると、
サービス内容や価格帯、内装まで一貫性が出ます。
ぼんやりしたターゲット設定は、誰にも刺さらないサロンになりがちです。
これをペルソナ作りといいます。
ぜひとも既にお店を出されている方もやってみるといいですよ。
競合分析でポジションを確立する
近隣の競合店を実際に利用してみることも大切です。
価格帯、メニュー、内装の雰囲気、スタッフの接客レベルを体感することで、
自分のサロンの「差別化ポイント」が見えてきます。
競合が安さを売りにしているなら、あなたは技術の質やアフターケアで勝負するなど、
ポジショニングを明確にしましょう。
差別化はあとから変えることが難しいため、オープン前に決めておくことが重要です。
コンセプトがはっきりしているサロンは、口コミでも広がりやすい傾向があります。
- 立地はターゲット客が「通る場所」を最優先で選ぶ
- 商圏調査(人口・競合数・年齢層)は出店前の必須作業
- ターゲットは「一人の具体的な人物像」まで絞り込む
- 競合を実際に体験し、差別化ポイントを見つける
- コンセプトはオープン前に固め、ブレさせない







