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サロンブランディングの3原則

この記事の目次

こんにちは、代表の黒崎です。

さて、今週のテーマはブランディングです。日本で唯一のブランディングの専門家の育成機関である「ブランドマネージャー認定協会」という団体があります。実は「ブランド」という言葉の定義は不明確です。様々な解釈が存在します。そこで今回はその団体の「ブランディング理論」を基に書きたいと思います。

 

消費者・顧客から見たブランドの定義

ブランドと言って浮かんでくるのは、高級とか一流といったイメージではないでしょうか?しかし、決して高級でなくても一流でなくてもブランドは成立します。

ある特定の商品やサービスが、消費者(お客様)によって「識別されているとき」に、その商品やサービスを「ブランド」と呼ぶ。(ブランド・マネージャー認定協会による消費者(お客様)から見た「ブランド」の定義)

難しい表現なので、少しわかりやすい例を挙げます。例えば、私の住む街『宇都宮』は街のブランディングに取り組んできました。『宇都宮』と言えば・・・『餃子』と浮かんだあなた!!あなたの中では『宇都宮=餃子』というブランドが成立しています。もう一つ例を挙げると、『吉野家』と言ったら『早い・安い・ウマい牛丼』が浮かんできたならば、あなたの中で吉野家のブランドは成立しています。

では、同じく栃木県の『鹿沼と言う街がありますが、何か

連想されるものはありますか?鹿沼は『鹿沼土』と言って盆栽などに使用する土が有名です。私の中では『鹿沼=鹿沼土』というブランドが成立します。しかし、鹿沼と聞いても「そもそも、どこにあるの?」という方にとっては、『鹿沼』はブランドとして成立していないのです。鹿沼市民の皆様、変な例に出してごめんなさい(^^;)

何が言いたいのかといういうと、皆様のお店をお客様はどのように思っているのでしょう?「私は外国人風カラーが得意」「うちの縮毛矯正は他店と違った技術を持っている」「俺のカットはニューヨークで学んできた特殊なものだといった自分たちの強みを、お客様が認識して初めてサロンのブランドは成立するということです。

あの店は安くて」とお客様に思ってもらえば、それもまたブランドになります。大切なことはサロンが「うちは〇〇と思って欲しい」と思っていることと、お客様が「あのサロンは〇〇だよね」と思っていることの〇〇の部分が同じくなることが重要なのです。

先ほど例に挙げた宇都宮市の場合は、「宇都宮と言えば餃子の街と思って欲しい」というテーマのもと何年もかけて街のブランディングをしてきた結果、「宇都宮と言えば餃子だよね」と言って頂ける現在の宇都宮ブランドが確立したのでした。

ブランディングの3原則

ブランディングをする際の3原則があります。①一貫性、②意図的、③継続性です。理美容業界においてブランドが成立しているサロンを調べると、この3原則を忠実に守っています。

例を挙げると、原宿にメンズオンリーサロン「JUNES」という理容室があります。

当時、多くの理容室が女性客をターゲットにユニセックスサロンとして展開している中で、「JUNES」はあえてメンズオンリーに絞り込みました。当時話題になったお店の看板がこちらです。明確にメンズオンリーをアピールしています。それ以来、20年以上もの間メンズオンリーサロンを貫いてきた今、業界内外において「メンズオンリーサロンと言えばJUNES」という確固たるブランドを確立することが出来たのです。

ホットペッパーなど観ていると、毎回同じ写真やロゴ、キャッチコピーを使用しているサロン毎回内容が変わっているサロンがあります。アピールしたい内容にもよりますが、原則として使用するロゴやキャッチコピー、モデル(キャラクター)やイメージカラーなどは変えないで使用し続けることをお勧めします。そうすることで、お客様の中に「あのサロンって〇〇だよね」という心象が生まれてくるのです

 

ちょっと書き過ぎました。ボリュームが多くなってしまうので今週はこの辺にしておきますね。続きはまた来週。

 

 

 

 

ところで中村勘九郎さんがテレビで「濡れパン」を猛アピールしてくださいました。多くの方からお声を頂きました。「社長が言っていた濡れパンってこのことでしょ?」「社長の濡れパン、テレビでも言っていたよ」などなど嬉しい声を頂きました。私は2年ほど前からずっと「濡れパン」「濡れパン」と騒いできました。意図的に一貫性をもって継続して。だからこそ今、このように声をかけて頂けるのだと思います。

そしてそして。その濡れパンの生みの親。本家本元。中村勘九郎さんの濡れパンをかけた漢延陽介氏による「濡れパン&フェードカットオンラインセミナー」がいよいよ来週に迫ってきました。話題の技術とその裏側にあるマーケティング戦略の全容を知りたい方は必見です!!

サロンブランディングのヒントが満載!!

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日時   令和3年5月25日(火)10時~13時
講師   延陽介氏
会費   会員無料(通常 3,000円)
内容   濡れパン&フェードカットのデモンストレーション
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濡れパンの発案者、延陽介氏をお招きしてオンラインセミナーを通常3,000円のところ、
会員様には無料で配信いたします。
延さんとの打ち合わせの際、濡れパンというメニューの裏にある想いなど聞かせて頂き感動しました。
技術だけではなく考えも共有出来る場にしたいと思っています。
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【お詫び】

先週の記事には多くの方からご意見を頂きました。一部不適切な表現の部分がありました。修正させて頂きます。低価格帯でサロンを経営されている方に、不快な想いをさせてしまいました。確かに誤解を招く表現でした。申し訳ございませんでした。

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